古代人の知恵 ~竹 炭~

昔から伝わる竹炭で健やかな暮らしをおいしいご飯、おいしい水をいただきましょう。昔から『炭焼きは病気知らず』と言われてきました。
炭焼きを生業にしている人は不思議と病気をしなかったそうです。
今でこそ、炭には様々な優れた特性があることが知られてきましたが、昔の人も直感的に炭が身体に良いということを感じとっていたのでしょう。
炭の良さは、昔から使われているので安心して使えるところにもあります。
竹はまさに自然からの恵みです。
しかし近年、竹林が手入れされず放置されて問題になっていますが、竹の炭を作ることは、山を守ることにもなり、自然にお返しをするエコにもつながります。
さらには竹炭は、木炭よりも少ない量で効果を発揮します。

ご存知ですか?土窯で焼き上げた竹炭の利点

炭には様々な吸着の働きがあることは既に知られております。
それらが炭の中の微細な穴(以下:細孔)の働きによるものであることも。
しかし、その細孔の出来方が、炭化方法によって変わることはご存知でしょうか?

炭は焼き方が命

大量生産する炭化方法の中には、初めに材料を砕いてから行われるものがあります。このような材料の炭化では“燃焼方法”が主で、消火も散水によるものです。これらは、炭化温度の上昇が望めず、細孔が十分に発達しないまま炭化を終了していることが少なくありません。吸着能力の低下は避けられない状態です。また、一般的には高温で焼いた炭が良質だとされていますが、白炭(はくたん:中国等から輸入される竹炭は、白炭だといわれています)のように、1100~1200℃の高温まで上げますと、全体的な収縮の中で細孔も収縮し、湿度に対して呼吸するように吸ったり吐いたりする炭の働きが鈍くなることを意味しています。
土窯で焼く黒炭は、材料の形状そのままに、じっくり時間を掛けて焼くことで細孔の発達を充分に促します。また、焼成温度700~900℃前後は、湿度に対応する細孔をつくるのに最適な環境となっています。更に、同じ土窯の黒炭でも材料が木材と竹では、基本的な細孔構造の違い(竹の細孔壁は薄いなど)から木炭の半分程度の使用量で同様の効果を上げることがわかっています。